サンマ
秋の味覚の代表秋刀魚
大衆魚として知られるサンマは、旬の時期は脂がのって塩焼きで十分おいしく食べられますが、さまざまな料理に活用できます。
こんがり焼いてそのまま土鍋で炊き込むさんまご飯は一般的になりつつある秋の風物詩です。
おいしい見分け方
口先を見て、きれいな黄色を帯びているものが新鮮です。また、黒目の周りが濁っておらず、透明感のあるものを選びましょう。鮮度が落ちるにしたがって、黒目の周りが白く濁ってきます。
表面につやと張りがあるものは、水揚げから時間がたっていない証です。
ころんと太っているものの方が、脂ののりが良いとされています。
鮮度を保つ保存方法
すぐに調理しない場合は、はらわたを取り除き、やさしく水洗いをしてしっかり水気を拭き取ります。
ひとつずつ丁寧にラップで包み、冷蔵または冷凍保存します。
お料理ひとくちメモ
サンマは買ってきたらすぐにはらわたを取り除き、やさしく水洗いしましょう。そうすることで生臭みを最小限に抑えることができ、料理の仕上がりに差が出ます。
いつもの塩焼きをちょっとだけランクアップさせて、ハーブグリルにしてみてはいかがでしょう?
風味もうまみもしっかりしたサンマは香りの強いハーブとも好相性です。
下処理したサンマにローズマリー、タイムなどの葉をしごいてまんべんなくつけ、オリーブオイルでマリネします。
焼く前に塩を振ってグリルで焼きます。焼く直前に塩を振るのがポイントです。
また、煮魚にする場合は、しっかりした味付けで仕上げるといいですよ。甘辛く煮る場合は、しょうがをしっかりきかせたり、少しコチュジャンを加えたりしてみましょう。そうすることでサンマの臭みが消え、仕上がりが良くなります。
旬を逃さず、さまざまな料理に使用してみてくださいね。