牡蠣

海のミルク牡蠣

「海のミルク」といわれるほどうまみたっぷり、栄養たっぷりで、特に亜鉛の含有量が多いことで知られています。
生食や鍋、フライなどさまざまな調理法で楽しむことができるのも魅力です。種類によって旬が異なり、真牡蠣は冬に岩牡蠣に夏に旬をむかえ、そのほとんどが養殖ものです。


おいしい見分け方

むき身がふっくらプリプリとしていて、色がうすい黄色のものを選びましょう。
外側の黒い部分の色が黒ぐろしているものを選びましょう。
貝柱が大きく、半透明なもの。鮮度が落ちると白くなってきます。

鮮度を保つ保存方法

パック詰めのものは未開封のまま冷蔵庫で保存し、消費期限を厳守してできるだけ早く食べるようにしましょう。

お料理ひとくちメモ

牡蠣には「生食用」と「加熱用」があるので、食べ方によって選び方を変え、必ず表示に従ってください。
「生食用」の牡蠣は殺菌処理が行われており、生で安心して食べることができるもの、「加熱用」はそれがなされていないため、中心部を85℃~90℃で90秒以上の加熱が望まれています。
また、牡蠣の表面には汚れや雑菌等が付着しているため、調理する前に牡蠣に片栗粉と塩をまぶし、よく水洗いをして汚れ等を取り除きましょう。
おすすめの料理は、薄く衣をつけた定番のカキフライやたっぷりの野菜が牡蠣のうまみをまとう牡蠣鍋、牡蠣のうまみを逃がさない牡蠣ご飯など、牡蠣をメインに本来の味を楽しめる調理法です。
その他にバターとの相性も良く、薄く薄力粉を振ってバター焼きにすると、独特の苦みが消えてお子さんでも食べやすくなります。
牡蠣は不足しがちな亜鉛を多く含む食材なので旬のこの時期、積極的に食べたいですね。

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