みょうが
清涼感たっぷり!香味野菜の代表
夏の薬味に欠かせないみょうが。さっぱりとした風味と食べた時のシャッキリした食感が、淡白な味わいの冷ややっこやそうめんを立派な一品料理に導いてくれる影の立役者です。
おいしい見分け方
ふっくらとして身が締まり、紅色が鮮やかでツヤの良いものを選びましょう。
穂先の開きが浅く、先端に向けてキュッとつぼまっているものが新鮮です。
鮮度を保つ保存方法
みょうがは傷みやすく、そのまま保存すると表面が乾燥し、香りが減少してしまいます。
優しく洗ってから湿らせたキッチンペーパーで包み、さらにラップをして野菜室で保存します。
2~3個まとめて包んでもOK。キッチンペーパーはできれば3日ほどで新しいものに変えると、より日持ちします。
冷凍保存は、シャッキリした食感が失われてしまうため、おすすめできません。
お料理ひとくちメモ
個性的な香りを持つみょうがは薬味としての役割だけでなく、加熱調理にも向いています。
また、油との相性が良く、天ぷらはおすすめ。特におすすめなのがかき揚げです。せん切りにしたみょうがとちくわをあわせ、揚げたてをサクサクほうばるのは夏ならではの贅沢で、キンキンに冷えたビールにぴったりのおつまみになります。
他にも夏野菜で作る揚げ浸しに加えるのもおすすめ。なす、ピーマンなどと一緒にみょうがも素揚げをしてめんつゆに浸し、しょうがや赤唐辛子を加えて仕上げます。ほっくりとしたみょうがの食感は新しい味わいで、箸の止まらない一品になるでしょう。夏の作り置きにも良いですね。
薬味としていただくのはもちろんですが、いつもの料理にちょっとアクセントを加えるアイテムとして使ってみましょう。