かぶ

根、茎、葉、まるごとおいしい優秀野菜!~かぶの別名「すずな」は春の七草のひとつです

糖質、脂質が少ないため、カロリーも低いかぶは、ダイエット食材としても存在感を発揮します。ビタミンやミネラルが豊富で、根には消化酵素のアミラーゼが豊富に含まれています。


おいしい見分け方

肌のきめが細かく、艶のあるものを選びましょう。かぶの表皮の肌が白くひげ根が少なく、触ったときに固いものが新鮮です。
葉はみずみずしく色が鮮やかなものを選びましょう。

鮮度を保つ保存方法

購入したら、根と葉に分けましょう。葉付きのまま置いておくと、葉に水分や養分を吸い取られたり、水分が蒸発してしまうので、根と葉に切り分けて根は密封できるポリ袋、葉は霧吹きをしてポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保管します。

お料理ひとくちメモ

アクが少ないので生のまま調理してもおいしく、煮物にする際も下茹でが不要です。
調理法によって様々な食感を楽しめます。生で使うサラダや酢の物、漬物などはパリッとした歯ごたえを楽しめ、煮物にすればほっくりとした口当たりの良さを味わえます。
皮の近くには筋が多いので、皮は厚めにむいて使いましょう。むいた皮は捨てずにきんぴらや混ぜご飯の具材にすると食感が良いです。
根の部分には消化酵素が含まれており、弱った胃の消化を助け、胃もたれや胸やけの解消に効果的です。葉にはビタミンやミネラルが豊富に含まれているので、捨てずに利用しましょう。
葉を粗く刻んでごま油で炒め、塩といりごまを振り、最後にしょうゆを少々加えて葉を炒り煮にすると、ご飯にのせたり、炒めものやスープに加えたりして使えます。

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