かぼちゃ
栄養満点の緑黄色野菜
かぼちゃは大きく西洋かぼちゃ、日本かぼちゃ、ペポかぼちゃの3種類に分けられ、一般的に多く出回っているのは西洋かぼちゃです。
でんぷん質が多いため、加熱するとホクホクした食感で甘みがあり、保存性の高い野菜です。
おいしい見分け方
皮に艶があり、手に持ったときにずっしりと重みがあるものを選びましょう。
へたが黄色く枯れていて、周りがくぼんでいるものが完熟している証です。
皮に縦に溝が入っているものが食べごろです。
カット済みのものは果肉の黄色が濃く、種がふっくらしており、ワタが乾燥していないものを選びましょう。
鮮度を保つ保存方法
丸ごとは長期間保存できます。日の当たらない風通しの良いところで保存しましょう。
カット済みものは傷みやすい種とワタを取り、できるだけ空気に触れないようにラップで包み、冷蔵庫で保存します。
お料理ひとくちメモ
表面がなめらかな西洋かぼちゃは、甘みが強くホクホクした食感が特徴です。表面がゴツゴツしている日本かぼちゃは、あっさりした甘みでねっとりした食感が特徴です。一風変わった形をしているのが、ペポかぼちゃの特徴です。
かぼちゃのビタミンCはでんぷんと結合しているため、加熱しても壊れにくく効率的に摂取することができます。油との相性もよく、炒め物や揚げ物にすると栄養素の吸収率がアップするので、おすすめの調理法です。
また、皮の部分には果肉以上に栄養価が高いので、皮ごと食べるようにしましょう。
皮はかたく切りにくいので、上下の出っ張りを切り落とし、安定させてから包丁を入れると切りやすくなります。
かぼちゃといえば、定番のサラダが人気ですが、具材にシナモンやナッツ、チーズなどを加えるとおしゃれなデリ風に仕上がります。
他にも炒めた玉ねぎと共に蒸し煮にして、牛乳や豆乳と一緒にミキサーにかければ、子供から大人まで楽しめるポタージュになります。加熱に強く水分も少ないため、作り置きできるのも嬉しいポイントです。