白菜
冬の代表!甘みたっぷりヘルシー野菜
白菜の栄養の95%は水分です。くせのない淡白な味は、他の材料との調和が良く、調理法も選びません。
100gあたりのエネルギーは14kcalと低く、肥満防止にもってこいの健康野菜です。
おいしい見分け方
おいしい白菜は、ずっしり重みがあります。見た目ではわからないので、お店で優しく手に取ってみてください。
また、葉の色は濃い色よりも淡い色がおすすめです。肥料が多いと緑が濃くなりがちで味にも雑味が出ます。
水分を多く含む野菜なので、葉に潤いと勢いを感じるものが良いでしょう。
カットしてある場合は、葉と葉の間に隙間がなく、詰まっているものがおすすめです。
鮮度を保つ保存方法
白菜は保存方法を守ればとっても日持ちがする野菜です。
まるごとの状態で長く保管したい場合は、新聞紙にくるみ、涼しいところに保管しましょう。冬場なら外も良いでしょう。
冷蔵庫に保管する場合は、新聞紙やキッチンペーパーなどに包み、立てた状態で保存しましょう。
カットしたものは、断面からどんどん水分が蒸発するため、早めに使用するのがおいしくいただく秘訣です。
お料理ひとくちメモ
白菜は鍋の主役!というイメージですが、実はとっても万能で使える野菜。旬の時期の白菜は、生でサラダにするのもおすすめ。せん切りキャベツならぬ、せん切り白菜は甘くてシャキシャキ食感で、野菜の苦手なお子さんにもおすすめ。
りんごと一緒にマヨネーズと粒マスタードで和えてコールスローにすると、カフェのデリ風に。白菜の軸の部分も薄くせん切りにすることで、余すことなく使えます。
購入したら最初にサラダに、その後に加熱用にと、鮮度に合わせて調理法を変えていくのもおすすめです。
また、少しひと手間をかけるとしたら、天日干しするのもおすすめ。風通しのいい場所でザルに広げて半日ほど置くと、水分が抜けて甘みが凝縮されます。ざっくりカットし、オリーブオイルとにんにくでサッと炒めてお塩をパラりとするだけで、立派なおつまみに!驚くほど味わい深い仕上がりになります。
その他にもキャベツやレタスの代わりに使えば青臭さがないので食べやすく、いつもと違った感じで料理を楽しめます。