健やかな身体作りにも嬉しい栄養豊富な万能フルーツ

甘柿と渋柿の2種類に分けられ、甘柿の王様といわれるのが富有柿です。
昔から「柿が赤くなれば医者が青くなる」といわれるほど、栄養が豊富な果物です。
中でもビタミンCの含有量は他の果物と比べて高く、柿1個で1日に必要なビタミンCをほぼ補うことができます。


おいしい見分け方

ヘタはできるだけ緑色が残っていて、ヘタと果肉の間に隙間がなく、ずっしりと重みがあるものを選びましょう。
皮に張りと艶があり、色が均一なものを選びましょう。
品種によっては白く粉をふいているものは、新鮮で完熟したおいしさの証拠です。

鮮度を保つ保存方法

ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。
ヘタを湿らせてラップをして冷蔵庫のチルド室で保存すると日持ちします。
皮をむいて食べやすい大きさにカットし、冷凍保存もできます。

お料理ひとくちメモ

柿はそのまま食べるのはもちろん、料理とも相性が良いので、献立のひとつ取り入れてみましょう。
甘柿と大根やかぶをせん切りにした紅白なますは、双方を引き立て歯ごたえを楽しめる一品です。柿に甘みがあるので、柑橘系のゆずやすだちなどをしぼりかけると、味が締まります。
柿の甘みと春菊の香りを活かした柿と春菊の白和えもおすすめですよ。
簡単なオードブルとして、柿とかぶを食べやすく切ってオリーブオイル、レモン汁、塩、こしょうで漬け込み、盛り付けの際に生ハムやスモークサーモンを足せばオシャレな一品に。
また、1cm角に切った柿にオリーブオイル、レモン汁、カッテージチーズ、ディル、ブラックペッパーを和えて完成。
どちらもワインのおともにおすすめです。
柔らかくなりすぎた柿は、冷凍してシャーベットにしたり、スプーンですくってアイスクリームに添えたりして楽しめますよ。

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