新しょうが

みずみずしさと優しい香り!初夏の新しょうが

新しょうがとは、採れたてのフレッシュなしょうがのことを言い、柔らかな食感にマイルドな辛み、豊かな香りが特徴です。
普段見慣れているしょうがは、根しょうがまたはひねしょうがと言い、新しょうがを収穫後寝かせたものを言います。


おいしい見分け方

表面がきれいな白色で張りがあり、みずみずしさをしっかりと感じられるものを選びましょう。
茎のつけ根部分の紅色の発色が良いものも新鮮です。
切り口が乾燥しているものは避けたほうが無難です。

鮮度を保つ保存方法

新しょうがは根しょうがと違って日持ちしないので、できるだけ早く使い切りましょう。水分が多くみずみずしい新しょうがは傷みやすいので、購入後すぐに使うのがおすすめです。
常温保存は水分が抜けてからからになってしまうので、湿らせたキッチンペーパーで包み、野菜室で保存します。
食べきれない場合は、甘酢漬けなどにして保存しましょう。

お料理ひとくちメモ

新しょうがは、辛すぎない柔らかな香りがポイント。フレッシュな状態でジンジャーシロップを作ってみましょう。
通常のしょうがのように香りが強くない分、スパイスなどは入れずに甘さ控えめ、レモン果汁をたっぷり入れてさわやかな仕上がりにするのがポイントです。薄切りにした新しょうがに、はちみつと水を加えて火にかけ、仕上げにレモン果汁を加えて保存瓶へ。新しょうがとはちみつの割合は2:1で、はちみつと同量の水を加えます。
水や炭酸で割ったり、プレーンヨーグルトにかけてもおいしいですよ。
また、混ぜご飯に刻んで加えたり、お味噌汁の仕上げにせん切りの新しょうがを加えたり、レタスたっぷりのサラダにせん切りの新しょうがをのせて、和風のドレッシングでいただくのもおすすめ。豆腐を加えて豆腐サラダにしてもOK。
水分が多く、これから夏に向けての体づくりにもぴったりの食材です。
普段あまり食べたことのない方は、まずは甘酢漬けやシロップなどの作り置きから始めても良いかもしれませんね。

旬の食材のおすすめレシピ