ねぎ

寒さとともに柔らかく!食卓に欠かせないねぎ

ねぎは大きく分けて根元の白い部分を食べる根深ねぎ(長ねぎ)と葉の部分を食べる葉ねぎがあります。
長ねぎは気温が下がり、霜が降り始めるとぐっと甘くなります。甘さの増したねぎは太くて柔らかく、刻んで薬味にしても辛みを感じません。加熱による甘さと、とろみが素晴らしく、冬の食卓には欠かせない食材です。


おいしい見分け方

長ねぎは白い部分が長く、緑の部分との境目がはっきり分かれているものを選びましょう。
表面が滑らかで巻きがしっかりしていて、触って中の空洞が少ないものは水分を多く、加熱した際に甘みが増します。

鮮度を保つ保存方法

新聞紙に包んで、冷暗所に立てて保存します。カットしたものは湿らせたキッチンペーパーで覆い、その上からポリ袋やラップで包み、水分が逃げないようにすると日持ちもします。
風味は落ちますが、細かく刻んで冷凍しおくと、薬味が欲しいときに便利です。

お料理ひとくちメモ

冬のねぎは柔らかさと甘さが魅力!鍋やすき焼きはもちろん、さまざまな料理に活用しましょう。
冬のオーブン料理の定番グラタンのメイン食材に。斜め薄切りにしたたっぷりのねぎをさっと炒め、炒めた鶏肉やベーコンとともに、ホワイトソースと合わせてチーズをのせて焼き上げます。
ねぎの甘みがギュッと詰まったとろとろのグラタンになります。
また、冬のねぎは柔らかいため、炒め物にも最適。好みのお肉と一緒に適当な大きさに切ったねぎを炒め、塩をしっかり効かせてシンプルに仕上げます。レモン汁をギュッとしぼれば、ねぎの甘みとレモンの酸味がよく合う一品に。
作り置きしておくと便利なドレッシングもいいですよ。たっぷりのねぎをみじん切りにし、ごま油、しょうゆ、酢と合わせたら中華ドレッシングに。
生でも加熱してもおいしい冬のねぎは栄養満点です。

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