クレソン
葉っぱのわさび
独特の香りと苦み、さわやかな辛みがあり、主に肉料理に生で添えられることが多いです。
料理の脇役と思われがちですが、カロテンや鉄分などのミネラル類、ビタミンCや葉酸などのビタミン類などとても栄養豊富な緑黄色野菜です。
おいしい見分け方
葉は濃い緑色で密生し、ハリがあってみずみずしいものを選びましょう。
茎は余分なひげ根がなく、太くまっすぐに伸びたものを選びましょう。
鮮度を保つ保存方法
湿らせたキッチンペーパーや新聞紙に包み、袋へ入れて冷蔵庫に立てた状態で保存します。
また、水を入れた容器に茎を挿し、上から袋をかぶせて冷蔵庫で保存もできますが、水はこまめにかえましょう。
時間が経つにつれて香りが落ちるので、早めに食べ切りましょう。
お料理ひとくちメモ
年中栽培されスーパー等に出回っていますが、3月~5月の旬の時期は、より鮮やかで柔らかく味が濃くなります。
ピリッとした辛みはシニグリンという辛み成分で、わさびや大根にも含まれています。このシニグリンは脂っこいものと一緒に食べると、口の中にさわやかな清涼感をもたらすため、肉料理のつけ合わせによく使われます。
他にも消化吸収を促進し、食欲増進作用もあるので、食欲がないときにもおすすめです。
料理のつけ合わせやサラダとして食べられることの多いクレソンですが、栄養成分として多く含まれているカロテンは、油と一緒に摂取すると吸収率が上がるため、ドレッシングは油分のあるものを使うといいですよ。
辛みが気になる場合は、加熱してパスタの具や炒め物にすると辛み成分も飛んで食べやすくなります。
天ぷらや味噌汁の具など、和の料理にもよく合うので様々な調理法で楽しむことができます。