小松菜

手軽においしく骨まで丈夫に!

本来寒い冬に採れる野菜だったので冬菜、雪菜などとも呼ばれています。初春に出回る若くて色が薄いものは鶯菜(うぐいすな)とも呼ばれています。
寒さに強く、霜にあたると甘みが増しておいしくなります。


おいしい見分け方

葉の緑色が濃くて葉肉が厚く、葉と茎に艶と張りあり、みずみずしいものを選びましょう。
根付きのものは根が長いものを選びましょう。

鮮度を保つ保存方法

湿らせた新聞紙に包んでポリ袋に入れ、立てた状態で冷蔵庫の野菜室に数日程度保存できます。
流水で洗って水気を拭き取り、食べやすくカットして小分けし、冷凍庫で2~3週間保存できます。

お料理ひとくちメモ

小松菜はアクが少なく、サッと茹でたりレンチンするだけでおいしく食べられるので、短時間で調理が完了します。
おかずが一品足りない、ちょっとお酒のつまみがほしいという時に大活躍!
竹輪やかまぼこ、魚肉ソーセージなど買い置きの多い食材と組み合わせて、白ごま、マヨネーズ、練りがらし、しょうゆで「からしマヨネーズ和え」にしてみましょう。からしを粒マスタードやカレー粉に代えてもアクセントになっておいしくなります。
常備菜としておすすめなのが、フライパンにごま油を熱し、小松菜と玉ねぎを中火で炒めて火が通ったら、桜えびを加えてめんつゆで味を調えます。手軽に風味豊かな一品になり、多め作って置くとお弁当のおかずにも便利です。
また、にんにくとカリカリになるまで炒めたちりめんじゃこに、小松菜と輪切りの赤唐辛子をさっと炒めて和風だしで味付けしたパスタに少量のしょうゆをまわしかければ、香ばしい香りが食欲をそそる和風ペペロンチーノの出来上がり。
小松菜はカルシウムがほうれん草の約3倍以上も含まれるので、体内吸収率を高めるためには油脂やたんぱく質を含む食品と組み合わせて食べるといいですよ。

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