にんにく
独特の香りが特徴のにんにくは、世界中で食べられている野菜のひとつです。あの香りの成分は硫化アリルで、ビタミンB1の吸収を高める働きや、血圧やコレステロールを下げる作用、血糖低下作用、リウマチ関節炎の防止などに効果があると言われています。中国では体を温める効能があるとされており、いろいろな料理によく使われています。にんにくは刻むことで酵素が働き、匂い成分に変化するそうです。あの匂いが気になる人は、調理する前に、にんにくを丸ごとラップで包み、レンジで数分加熱します。それから刻んで調理すれば、気になる匂いが緩和されますよ。
おいしい見分け方
ふっくらとした形で、表皮が変色していない物を選ぶ。
お料理ひとくちメモ
旬のにんにく醤油漬け
年中出回っているにんにくですが、実は旬は今!です。この旬の美味しさを、簡単なお漬け物にして保存しておきましょう。作り方はチョ~カンタン。にんにくの表皮を剥き、醤油に漬け込んで密閉容器に入れて冷蔵庫保存するだけです。好みで日本酒やみりんを入れますが、醤油だけの方が、調理がしやすいかもしれません。漬け込んで数日すれば、食べられます。もちろん刻んで加熱してもいいですし、漬け汁の方を調味料として使うこともできます。この他、オリーブオイルに漬け込んで、ガーリックオイルを作ることもできます。旬の時期に漬け込んだ物はより美味しいハズ。今年はぜひ試してみてください。