芽キャベツ
コロッとかわいい、冬のバイプレイヤー。
直径が3cm程のミニキャベツで、通常のキャベツのように大きくはなりません。
少しかたい食感で苦みもあるため、下茹でしたり焼いたりと、加熱調理してから食べるのが一般的です。
加熱するとやわらかくなり苦みも和らぎます。
おいしい見分け方
鮮やかな緑色をしておりハリがあるものがおすすめです。
かたくしっかりと巻かれ、ずっしりと重みを感じられ葉が黄色くなったり枯れていたりせず、切り口に瑞々しさが残っているものが良いとされています。
鮮度を保つ保存方法
乾燥に弱く鮮度が落ちやすいため、湿らせたぺーパーに包み、保存袋に入れて冷蔵庫で保存します。
冷凍保存する場合は、下茹でし、粗熱と水気をしっかりとってからラップに包んで小分けし、さらに保存袋に入れて冷凍庫で保存します。使う分だけ冷蔵庫で解凍してから使うようにしましょう。
お料理ひとくちメモ
キャベツは1つの株で1個しか実りませんが、芽キャベツは1株で40～60個ほど実をつけます。
暑さに弱く、晩秋から冬にかけてのみ栽培される冬の味覚です。
下茹でする場合は、汚れた葉を取り除き、茎の部分に十字の切り込みを入れて、火の通りを良くしてから塩を加えた熱湯で短時間茹でるのがポイントです。
油との相性が良いため、半分に切って油をひいたフライパンでじっくり焼くのもおすすめです。
シチューなどの煮込み調理に使用する時は、水で表面をよく洗ってからそのまま煮込むことができ、ミネストローネやコンソメスープに焼いた芽キャベツを入れてさっと火を通せば華やかな仕上がりに。