ほうれん草
緑黄色野菜の王様
冬場に甘みが増して一番おいしくなります。栄養豊富でビタミンやカロテン、鉄分、カルシウム、食物繊維などの含有量が多いことが特徴です。
葉がやわらかく定番のお浸しはもちろん、味噌汁やソテーにしてもおいしい冬野菜の代表です。
おいしい見分け方
全体的にピンとしていて張りがあり、色が濃くて鮮やかなものを選びましょう。
茎が太く、根の部分がふっくらしているものを選びましょう。
鮮度を保つ保存方法
乾燥に弱いため、湿らせたキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて葉を上にした状態で立てて冷蔵庫の野菜室で保存します。切ったペットボトルやコップなどを利用するものおすすめです。
冷凍する場合は、きれいに洗ってからさっと茹でてよく絞り、食べやすい大きさにカットしてラップに包み冷凍します。
食べる時は、再加熱してから食べるようにしましょう。
お料理ひとくちメモ
下茹でしてから調理をすると、アクが抜けて食べやすくなります。
甘みがたっぷり詰まった根元もおいしく食べることができるので、水とたわしでよく洗い、根の部分に十字に切れ目を入れて、泥を洗い流してから塩茹でします。根の部分を先にお湯に入れて数十秒経ってから葉の部分をお湯に浸して茹でると、上手に茹でることができます。短時間で茹でることで多くのビタミンを残すことができるため、茹ですぎに注意しましょう。
やわらかく食べやすい食味は、和食ではお浸しや白和え、ごま和え、鍋物に。洋食ではソテーやオムレツの具、スープやグラタンなどさまざまな料理と組み合わせて調理してもおいしい食材です。
サラダほうれん草のような生食用のほうれん草は、アクが少なくすぐに食べることができます。