ごぼう

香りの宝庫、腸内環境改善にも!

香りとうまみが強く、炒め物、煮物、揚げ物など、さまざまな料理に活用できます。
皮をむいて水にさらすことが多いですが、ごぼうに含まれる豊富なポリフェノールは水にさらすことで流れ出てしまうため、空気に触れて色の変化はあってもそのまま使用することをおすすめします。


おいしい見分け方

あまり太すぎずまっすぐでひげ根が少なく、しわがなく張りのあるものを選びましょう。
泥付きのほうが日持ちもし、風味も強いです。
太すぎるものは一見立派に見えますが、すが入っている恐れがあるため、太すぎるものは避けましょう。

鮮度を保つ保存方法

泥付きのごぼうは、そのまま新聞紙に包んで冷暗所で保存しましょう。
土を落として洗ってあるものは、しっかりとラップで包み野菜室に保存しましょう。

お料理ひとくちメモ

土付きのごぼうは皮の処理が大変と思われがちですが、水煮や冷凍のごぼうにはないフレッシュな香りが料理そのもののおいしさを底上げしてくれます。香りやうまみを逃さないために、泥や汚れはたわしなどでこすって洗い、包丁で表面をこそげ落としてから調理しましょう。切り方によって食感が変わり、加熱しても崩れることなく、どんな食材とも相性が良いので、いろいろな料理にチャレンジしてみてくださいね。
シンプルでおすすめのごぼう料理を紹介します。
まずはごぼうの唐揚げ。下処理したごぼうを太めの棒状に切ります。おろししょうが、にんにく、しょうゆ、酒で下味をつけ、水気をきったら片栗粉をまぶして揚げ焼きします。太めに切ったごぼうの食感と香りが、おつまみやお子さんのおやつにぴったり。
次にピーラーでごく薄く削ったごぼうをマリネにしてみましょう。酢、砂糖、オリーブオイルと少しの塩でマリネしておくと日持ちのする作り置きおかずに。肉料理の箸休めやお弁当のおかずにもぴったり。
他にも炊き込みご飯やみそ汁にごぼうを入れるだけで風味が増し、手の込んだ仕上がりになりますよ。
定番からアレンジまで、ごぼうを味わい尽くしましょう!