エリンギ
もともとはフランスやイタリアなど、地中海沿岸で人気のあった食用キノコでしたが、1990年以降に日本で栽培がはじまり、その食感の良さから人気が出て、今ではすっぱりスーパーマーケットに並ぶ野菜の定番となりました。歯ごたえが良く、その食感は松茸やアワビに似ているとも言われています。歯ごたえを楽しむなら、縦に走る繊維をつぶさないように、包丁を使わず、手で割くようにするといいでしょう。また、食物繊維が多く、カリウムなどの栄養は高いのに、カロリーが少ないというのも人気の理由です。
おいしい見分け方
カサが開きすぎていない物で、軸が真っ白な物を選ぶ。
鮮度を保つ保存方法
水分が多いといたみやすいので、購入したらビニール袋などをはずし、よく乾かしてから紙袋に入れて冷蔵庫で保存する
お料理ひとくちメモ
保存食!エリンギのつくだ煮
エリンギは炒めても揚げても煮ても美味しいキノコです。
今回は保存食にもなるエリンギのつくだ煮をご紹介しましょう。
- エリンギは、3ミリ角程度の角切りにし、しばらく部屋の中で乾燥させます。
- 半日ほどして水分が抜けたら、鍋にしょうゆ・みりん・だしを同じ分量ずつ入れて、弱火でエリンギを煮るだけです。
- 途中でアクが出るので、それをていねいすくっていけば、30分ほどで出来上がりです。冷蔵庫で半月ほどは保存できます。