ブルーベリー
甘酸っぱい紫のパール
青紫色の小さな果実で、通常は冷凍食品やジャムなどの加工品として出回っています。
旬の季節には国産の生食が出回り、食べると甘酸っぱさと芳醇な香り口いっぱいに広がります。
品種も多く、生食向き、加工向きなどさまざまな特徴があります。
おいしい見分け方
青紫色が濃く、ふっくら張りがあるものを選びましょう。
白い粉(ブルーム)が付いているものは新鮮です。
小粒より大粒のものの方が酸味は控えめです。
鮮度を保つ保存方法
密閉容器に入れ冷蔵庫で保存します。傷みやすいため、なるべく早く消費しましょう。
たっぷりの水で優しく洗い、水気を拭き取ります。冷凍用保存袋に入れて平らにし、冷凍保存しましょう。
お料理ひとくちメモ
ブルーベリーは北アメリカ原産で、旬の時期以外はアメリカやメキシコからの輸入品がスーパーに並びます。
旬には、ふっくらとした張りのある鮮度の良い国産が出回り、主な産地は茨城、長野、群馬などですが、日本中どこでも育つため、ガーデニングで楽しむ方も多くいます。
小粒ながら食物繊維やビタミンE、ポリフェノールのアントシアニンなどが含まれ栄養満点の果物です。
そのまま食べるのはもちろん、ヨーグルトやサラダに加えて食感のアクセントにして楽しむのがおすすめです。
パフェやアイスに添えると色合いが良くなり、豪華な仕上がりに。
ブルーベリーは追熟しないため、収穫後すぐの新鮮なものがおいしいとされますが、すぐに食べきれないときは新鮮なうちにジャムやソースに加工するとよいです。加工したブルーベリーは少量でも色が鮮やかに出るため、炭酸水とレモン汁で割ってジュースにしたり、ヨーグルトや牛乳と混ぜてラッシーにするときれいに仕上がります。
マフィンやケーキに入れて焼くと、酸味と甘みのバランスがよくなり、おいしくいただけます。