バナナ

今や世界中で食されているバナナ、なんと1年間で約1億トンも生産されているのだそうです。流通が発達しているので、日本でも一年中店頭で販売されており、最もポピュラーな食材と言ってもいいでしょう。果物だと思われがちですが正確には野菜に分類されるとか。生で食べられ、デザートなどで加熱もできる点を考えると、確かに万能な野菜なのかもしれませんね。果皮の色は、一般に緑から黄色が多いようですが、ピンク色から紫色までいろいろな種類のバナナがあるそうです。


おいしい見分け方

付け根の部分が新鮮で変色していない物を選ぶ。

お料理ひとくちメモ

バナナの果皮に黒い斑点が出たら、それはシュガースポットと呼ばれる甘さのサイン。熟成した証拠なので、その頃が食べごろです。ただし、青く固いバナナが好みという人は、逆にこの黒い斑点が出る前に食べた方がベターです。また、バナナを買ってきて悩むのは保存方法ですよね。保存の最適温度は15度前後。それより低いとうまく熟成せずに果皮だけが変色してしまいます。購入する季節にもよりますが、長く保存したい場合は、冷蔵庫での保管が一番良いようです。表皮は変色しますが、室温に置くよりは中身の熟成が遅いようです。適温の季節なら、室内でハンガーなどに吊るして保存するのが最も良い方法だそうですよ。